公開

八方美人になって自分を見失わないために(Short.Ver)

  • 再生回数:1259

○相手によって自分の考えを変えているのは、離れてほしくないと思うからです。

○そのためには、心で思っていないことでも相手に合わせた話をして、相当無理をしています。

○しかし、それぞれ私に求めてくることが違うため、相手に応じた「私」を演じなくてはならなくなり、本当の私が分からなくなります。

○ブレない軸になる「本当の私」を見つける方法があります。

POINT

今回のお悩み
話す相手によって自分の考えが変わります。
「相手はこう言ってほしいんだろうな。」
「こういうことを望んでいるんだろうな。」
と感じてしまうので、そこに添わせてしまうことが多く、でもそれは人の考えで自分の考えではないと分かっても、
「じゃあ本当の私は?」とそれがまた分かりません。
人との境界線を意識すればするほど、自分が分からなくなって、
世の中から取り残されていく感じがします。

 

自分の考えは、あくまで自分で変えている

自分と向き合うということは簡単なことではないのですが、とても深く、ご自身の心を見つめ、よく考えておられますね。

こうやって言葉にされることで、共感される
方も多いと思います。

まず、どうして「自分の考えを変えるのか」を考えてみましょう。

ただ影響を受けて、気がついたら変わっていたのではなく、自分で変えようとしている、その理由です。

それは、どんな相手でしょうか。

家族であったり、職場の人や、仲の良い友達な
ど、その人との関係がこじれると、自分が損をしてしまう。

つらい目にあってしまう。

HSPのため余計に察してしまい、先回
りして、相手の気分を悪くしないように、昔あった都合の悪いことを思い出させないようにしています。

「自分に合う人とだけ仲良くすればいいじゃないか」とか言われますが、私たちはそんなに強くありません。

そばにいてほしい、少なくとも敵になってほしくない。

でもこのままいくとそうなりそう。

そんな時、相手に変化を求めるのでなく、先に気がついた「私」を変えますね。

HSPの人はついついこうなりがちだと思います。

幸せになりたくてウソをつく

お釈迦さまは、人間のすがたを実に的確に見抜かれています。

こんな言葉があります。

「心口各異 言念無実」(しんくかくい ごんねんむじつ)

心と口とは各々ことなり、言っていることにも思っていることにも、真実がない。

「心と口はおのおの異なる」とは、思っていることと言っていることが違う、ということです。

心では、「いやだ」と思っているけれど、口では、「わかりました」と引き受けている。

心では、「この組み合わせ苦手」と早く帰りたいけれ
ど、口では、相づちを打って話を盛り上げている

つまりこの場合、心で思っていることと全然違うことを言っていますから、口で言っていることは、まことではない、厳しい言い方をすれば、ウソをついているわけです。

しかしそれは、幸せを維持するためであったりします。

あるいは、幸せを手に入れようとして、という場合もあります。

相手の意向に沿うことを言うことで、そばにきてくる、そしてそばにいてくれる。

自分がガマンをすれば、という思いが強くなってゆきます。

相手に応じて「私」を使い分ける

ところが相手によって、こちらに求められる反応は違います。

すると、相手に合わせた「私」を使い分けないといけなくなります。

もう慣れてしまっているので当たり前のようにしていますが、

子供といる私

ママ友といる私

職場での私

実家の私

一人でいる時の私

カメレオンのように、上手に使い分けています。

では、どれが本当の私なのでしょうか。

(この続きは、オンライン講座に登録するとお読みいただけます。)

 

限定コンテンツをすべてご覧いただけるオンライン講座もあります。

HSPのミカタ オンライン講座の内容や申込方法は、画像か下のボタンをタップしてご確認ください。

1ヶ月の無料体験はこちら