バウンダリー(その5)自分らしさを大切に

存在の自信の育て方

(その4からの続き)

くにみ先生
くにみ先生

そうそう。
だから「困っていたら助けるべき」というより、
できるだけ、困っていたら助けてあげたい」くらいの気持ちがいいよね。

繊細パンダ
繊細パンダ

なんかそれ、ほどよくゆるい感じでいいですね。
ぼく、そういうの好きです。

まさにその「ほどよくゆるい」というか、
おおらかな温かさを感じる状態を目指したいよね。
これは「○○すべき」という、周囲の評価を意識するんじゃなくて、
「○○したい」という方向性というか、
自分のあり方、心の姿勢を大切にするところがポイント
なんだ。

自分のあり方、心の姿勢ですか。
背筋をピシッと?

できるだけ、こういう自分でありたいな」っていうね。
実際にできてるかどうかよりも、
心の姿勢、心の向きを重んじることで、自信は生まれてくるんだよ。

へ~、自信って、何かができるかどうかとか、
それこそ「評価」されるかどうかで、
自信をつけていくものだと思ってました。

そういう自信もあるけどね。
でも、周りの評価が得られるかどうかは、
自分の頑張りだけではどうにもならないこともあるし、不安定だよね。
それよりも、自分の心の姿勢に重きを置くほうが、
存在の自信というか、自己肯定感は育てやすいんだ。

心の姿勢か。。。
評価ばっかり気にしてた気がしますけど、
自分の心と向き合うほうがいいな。
それはそれで難しそうですけどね。

もちろん、簡単ということでもないけどね。
お釈迦様は、これを「心のタネをまく」という言い方をされているよ。
心を耕して、心のタネをまいて、心を豊かにしていこうね。
ちなみにパンダ君は、どんなあり方を目指したいの?

自分らしさを大切にするために

ぼくはね、ちょっとこっぱずかしいけど、
やさしい自分でありたいな。
イライラしたり、トゲトゲしたくないし、されたくないし。

いいねぇ。パンダ君らしいなぁ。
そしたら、やさしい自分であること、
そうあろうとしていることに、
大いに自信をもってね!

はい!
ぼく、前よりもHSPである自分に
自信が持てるようになった気がします。
ありがとうございます~!

それはよかった。
前半でパンダ君も言っていたように、
自分自身に対しても「そこに愛はあるかな」と自問したいよね。

人に言われると恥ずかしいな・・・。

(笑)
今日は「相手の問題に立ち入りすぎない」ためのバウンダリーがテーマだったね。
そのためには、「困っている人がいたら助けなくちゃ」と力みすぎず、
できるだけ困っていたら助けてあげられる自分でいたいな」くらいの
ゆったりした余裕を持つことが大切という話でした。
バウンダリーは、自分を守るための境界線をひくことだけど、
自分らしさを守るとか、自分のあり方を大切にする、という言い方もできるよね。
では、バウンダリーの話はこれで終わりにしよう。

ありがとうございました~!