この前は、境界線の引き方で、
侵入されたとき、嫌なこと言われたり、
一方的な評価をされちゃったときにどう考えるか、
自分を守るとはどういうことかについてでした。
今日も、境界線のお話の続きですよね。
お願いします~。
はい、お願いします。
今日は、境界線の話の続きとして、
今度は「相手の領域に入りすぎない」
というお話をしようと思います。
前は、自分の領域に入られちゃうことについてで、
今度は、相手の領域に入りすぎちゃうことか。
反対の話ですね。
境界線の引き方が、うまくできないと、
どっちの問題もおきやすいということだね。
それは、相手の問題? あなたの問題?
まず、境界線をひくということは、どういうことだっけ?
んっと、自分の意見をもつとか、
相手に言われたことを、鵜呑みにしないこと、でしたっけ。
そうそう。
それを言い換えると、
相手の意見と、自分の意見は、
分けて考えるということでもあるよね。
ん?
相手と自分の意見を分けて考える?
境界線があいまいだと、どう考えやすいんだっけ?
さっきの反対だから……
相手に言われたことを、鵜呑みにしちゃう?
あ、そっか、相手に言われた評価を、
そのまま自分の考えとか、自分の問題だと
思っちゃうってことですね。
おー、のみ込みが早いね。
前回は、そのことを「ちゃんと咀嚼(そしゃく)して飲み込もう」
という例えでも話したよね。
パンダ的には、とてもわかりやすい例えでした。
モグモグすることは、お腹を壊さないために
とても大事ですからね。
そうだね、自分の中に毒を入れない、という意味でも、
似たものがあるよね。
そこに愛はあるのか?
でも、相手に言われたことが、当たってたらどうすればいいんですか?
あまりに的外れなら、言い返せるけど。
たとえば、「キミは打たれ弱いなあ」ってよく言われるんですけど、
確かにボク、打たれ弱いなあって思っちゃう。
反論できないときもあるよね。
色々な考え方はあるけど、たとえばそういう時はね、
「何でこの人は、今このタイミングで
こういうことを言うんだろう?」
という問題に置き換えてみるとか。
あ、そっか。
「なんでそんなこと言うの?」ってことですね。
そうだね。
いじわるで言ってるような意見なら、聞かなくていいよね。
親切で言ってくれているなら、ちゃんとそういう言い方があるはずだし。
「そこに愛はあるのか?」ってことですね。
お、なんかかっこいい言い方だね。
そうそう、愛のないトゲトゲした意見は、
パンダバリアで跳ね返さないとね。
シャキーン!