HSPに大切なダウンタイム のはなし(その2)

休むことと罪悪感

くにみ先生
くにみ先生

ダウンタイムの話に戻ろうか。

ダウンタイムは、もともとは機械を停止させて休ませる時間のことで、

人の心、特にHSPは、刺激の少ない環境、縁をえらんで
休むことが大事、という話だったね。

まずは、こういう「縁を選んで休むことが大事」という

意識を持つこと自体が大切だね。

休むことに罪悪感をもたないことが。

繊細パンダ
繊細パンダ

あ~、罪悪感、あります。

休むことに罪悪感を感じてると、
休んでるはずなのに「休んでる感」がないよね。

そうそう。

身体は休めてても、なんか心が落ち着かなくて。

だから、まずはHSPはひと一倍疲れやすいことを知ること。

身体は同じような活動量でも、心の活動がひと一倍多いからね。

だから、ひとよりも休みが多めに必要なんだということを、

まずは自分自身がよく知ることだよね。

そっか、休んでもいいんだって自分が納得しないとね。

そうだね。

あとは、休む時間を区切るのも1つの方法だね。

「この1時間は休む時間」と決めてしまうと、

少なくともその間は、休んでていいんだって思いやすいからね。

あ、それいいですね。

休むことは怠けや甘えじゃないということを、

まずは自分自身がよく知ることだね。

刺激の減らし方

じゃあ、刺激の少ない環境って、どういうことだろう?

まずは、さっきもあったように、人やパンダがいないところ?

そうだね、人目を気にしなくていいところ、だね。

たとえば、トイレの個室に2、3分でもいいからこもるのも手だね。

なるほど、トイレの個室か。。。パンダはそんなのないよ!

あとは、、、音が少ないところ?

それも大事だよね。

どうしても気になるなら、

耳栓したり、好きな音楽聞いたり、

ノイズキャンセリングのヘッドホンをかけるという人もいるね。

あとはなんだろ。

目から入る情報をシャットダウンするために「目を閉じる」というのもそうだね。

簡単だけど、けっこう効果があると思うよ。

目を閉じて、ゆっくり呼吸する。瞑想みたいにね。

目を閉じて、ゆっくり呼吸か。

ふー。。。本当だ、なんだか落ち着く。

ね。

あとはね、刺激を減らすだけじゃなくて、

心地よい刺激に触れることも、縁を選ぶ、ということだね。

自分が休みやすい環境を整える。

あ、そっか。

きつい刺激を減らして、ホッとする環境にするんですね。

心地よい刺激を選ぶ

そうそう。

落ち着くアロマオイルとか、

肌触りのいいハンカチを持ち歩くとか、

ゆったりした音楽を聴くとかね。

くにみ先生、ぼくの毛並みは気持ちいいよ~。

ちょっと失礼。あ、本当だ!

ずっとなでなでしていたいなあ。

でしょ、我ながらいい毛並みだと思うんだ。

肌触りは、タッチングといって、
実際に神経の高ぶりを抑える効果があるらしいしね。

ダウンタイムは、まさに「神経を休ませる」というイメージもいいかもね。

神経を休ませる、か。

確かに、緊張したりすると、神経に電気が走るみたいに感じたり、

神経の興奮が収まらなくって、なかなか落ち着かないこともあるなあ。

あとは、いろんな人のダウンタイム、
休み方を聞いてみるのもいいと思うよ。

人それぞれ、合ったやり方があると思うし、

参考になることも多いと思うしね。

たしかに。誰かに聞いてみようかな。

ダウンタイムについては、これくらいかな。

「スイッチを切って」休むイメージを持つことと、

縁(環境)をえらぶ、縁を整えて休む、ということだね。

じゃあ、今日はこれくらいにしておこう。

ありがとうございました~。

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