休むことと罪悪感
ダウンタイムの話に戻ろうか。
ダウンタイムは、もともとは機械を停止させて休ませる時間のことで、
人の心、特にHSPは、刺激の少ない環境、縁をえらんで
休むことが大事、という話だったね。
まずは、こういう「縁を選んで休むことが大事」という
意識を持つこと自体が大切だね。
休むことに罪悪感をもたないことが。
あ~、罪悪感、あります。
休むことに罪悪感を感じてると、
休んでるはずなのに「休んでる感」がないよね。
そうそう。
身体は休めてても、なんか心が落ち着かなくて。
だから、まずはHSPはひと一倍疲れやすいことを知ること。
身体は同じような活動量でも、心の活動がひと一倍多いからね。
だから、ひとよりも休みが多めに必要なんだということを、
まずは自分自身がよく知ることだよね。
そっか、休んでもいいんだって自分が納得しないとね。
そうだね。
あとは、休む時間を区切るのも1つの方法だね。
「この1時間は休む時間」と決めてしまうと、
少なくともその間は、休んでていいんだって思いやすいからね。
あ、それいいですね。
休むことは怠けや甘えじゃないということを、
まずは自分自身がよく知ることだね。
刺激の減らし方
じゃあ、刺激の少ない環境って、どういうことだろう?
まずは、さっきもあったように、人やパンダがいないところ?
そうだね、人目を気にしなくていいところ、だね。
たとえば、トイレの個室に2、3分でもいいからこもるのも手だね。
なるほど、トイレの個室か。。。パンダはそんなのないよ!
あとは、、、音が少ないところ?
それも大事だよね。
どうしても気になるなら、
耳栓したり、好きな音楽聞いたり、
ノイズキャンセリングのヘッドホンをかけるという人もいるね。
あとはなんだろ。
目から入る情報をシャットダウンするために「目を閉じる」というのもそうだね。
簡単だけど、けっこう効果があると思うよ。
目を閉じて、ゆっくり呼吸する。瞑想みたいにね。
目を閉じて、ゆっくり呼吸か。
ふー。。。本当だ、なんだか落ち着く。
ね。
あとはね、刺激を減らすだけじゃなくて、
心地よい刺激に触れることも、縁を選ぶ、ということだね。
自分が休みやすい環境を整える。
あ、そっか。
きつい刺激を減らして、ホッとする環境にするんですね。
心地よい刺激を選ぶ
そうそう。
落ち着くアロマオイルとか、
肌触りのいいハンカチを持ち歩くとか、
ゆったりした音楽を聴くとかね。
くにみ先生、ぼくの毛並みは気持ちいいよ~。
ちょっと失礼。あ、本当だ!
ずっとなでなでしていたいなあ。
でしょ、我ながらいい毛並みだと思うんだ。
肌触りは、タッチングといって、
実際に神経の高ぶりを抑える効果があるらしいしね。
ダウンタイムは、まさに「神経を休ませる」というイメージもいいかもね。
神経を休ませる、か。
確かに、緊張したりすると、神経に電気が走るみたいに感じたり、
神経の興奮が収まらなくって、なかなか落ち着かないこともあるなあ。
あとは、いろんな人のダウンタイム、
休み方を聞いてみるのもいいと思うよ。
人それぞれ、合ったやり方があると思うし、
参考になることも多いと思うしね。
たしかに。誰かに聞いてみようかな。
ダウンタイムについては、これくらいかな。
「スイッチを切って」休むイメージを持つことと、
縁(環境)をえらぶ、縁を整えて休む、ということだね。
じゃあ、今日はこれくらいにしておこう。
ありがとうございました~。