刺激を求めるHSP(HSS型HSP)のはなし(その1)

繊細パンダ
繊細パンダ

こんにちは~。
ねえねえ、くにみ先生。
今日も相談があるんだけど。

くにみ先生
くにみ先生

なんだい?

HSPについて、

なんとなくわかってきたと思ってたんだけど
ちょっと、また分からなくなっちゃって。

どうしたの?

昨日、チーター君と話をしてたんだ。
昔から話が合うというか、話が早いというか、
細かいことを説明しなくても通じやすいから、仲が良くて。
それで、彼もHSPなのかなと思って話をしてみたんだ。
そしたら、やっぱりそうみたいで。

HSP同士は、話が通じやすいことが多いよね。


ここからが相談なんだけどね。
HSPはHSPだと思うんだけどさ、
なんか違うような気もするんだよね。

なんか違う?

うん。HSPって刺激に圧倒されやすいでしょ?
だから、なるべく刺激がある所は
避けることが多いような気がするんだけど、
チーター君って、めっちゃ刺激を求めてるような気がして。
色々新しいことにチャレンジしたり、
退屈は嫌いっていうのも、
なんかHSPっぽくないような。。。

あー、なるほど。
刺激に敏感なHSPなら、刺激は避けるはずなのに、
むしろ、刺激を求めてるような気がするってことだね。

うん。

チーター君はきっと、
HSPであり、HSSでもあるんじゃないかな。

HSS?
なんですか、それ?

HSSとは

HSSとは、「High Sensation Seeking」といって、
刺激探求」と訳されるんだ。
心理学者のズッカーマンさんが提唱した概念だよ。

HSPの敏感な特性とは別に、
HSSという「刺激探求」という特性があるんだって。
遺伝子レベルで、別々ということが分かっているらしいよ。
HSPかどうか、HSSかどうかで、
4タイプあるってことだね。
つまり、HSSでHSPというタイプがありうるんだ。

へ? 敏感だけど、刺激を求めちゃうの?

うん。
刺激探求について、定義があってね。
「変化に富んだ、新しくて複雑で、
強い刺激と経験を探し求める」
そして、そのためには、
「身体的、社会的、法的、
経済的なリスクも選ぼうとする」んだって。

リスクを選んでまで?
ずいぶん、刺激的ですね。。。

たぶんだけど、HSPでありHSSでもある人、
つまりHSPの敏感さもあるHSSは、
あまりリスクはとらない傾向にはあると思うけどね。
刺激を求めつつ、安全であることも大切にするっていうね。

はあ、なんか大変そうですね。

うん、事実、大変らしいよ。
ぼくはHSSじゃないから、聞いた話だけどね。
自ら刺激を求めながら、刺激過多になっちゃって、
「ちょうどいい刺激」の調整が難しいんだって。

ですよね~。

HSSタイプの人はね、
HSPであっても、なかなか自分が
HSPだと気づかないことがあるみたいだね。
というか、自分でも認めにくいのかもしれないね。

うん、それはわかる気がします。


  

大事なのは、HSPとHSSは、
反対の概念みたいな感じがするけど、
独立したものだということだね。
ひといちばい敏感なことと、
ひといちば刺激を求めることは、
両方あっても、全然おかしなことじゃないんだ。

かなり疲れそうですよね。

ね。
よく「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じ」とか、
「生き急いでる」みたいに、言われちゃったりね。

僕はブレーキを踏むことが多いなぁ。
それでも、疲れることが多いけど。

HSSじゃないHSPはそうだよね。
何にせよ、疲れやすいのは確かだろうから、
休む時は、しっかり刺激を避けて休む。
これが大事なことに変わりはないけどね。
HSS/HSPは特にメリハリを意識することが大切だね。

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